【即納！最大半額！】 ●極上和本YM4709●〈石門〉陰陽和合和讃・地獄極楽同境和讃 寂庵作 嘉永2年 中村徳水序 平野橘翁跋 石門心学 稀書 和書

■〈石門〉陰陽和合和讃・地獄極楽同境和讃

【判型】半紙本1冊。谷村光義著 壺井義知校『建武年中行事略解』（全5冊揃）享保17年 茨城多左衛門 江戸時代和本 後醍醐天皇『建武年中行事』註解書 有職故実書。縦230粍。『中田一男創作蔵書票 第四輯』限定100部 昭和8年 版画工房刊 自画自刻自摺木版画蔵書票15枚 別紙2枚付。

【作者】寂庵作。藤井高尚『日本紀の御局の考』文化8年 城戸市右衛門他刊 江戸時代和本 紫式部 日本書紀 日本紀御局考。

【年代等】嘉永2年11月、中村徳水序。仁王経法則　仏教 江戸時代　検）仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。嘉永2年12月、平野橘翁（重猷シゲミチ）跋・刊。真壁甚太夫『中安主典宛書簡』〔紙本肉筆真作〕/古文書 久保田藩 文書 秋田藩 秋田県 歴史資料 藩史編纂 手紙 書状 江戸時代。刊行者不明。古文書 書簡 酒井三良 原孝恒 宛て 封筒付き 歴史資料 日本画 福島県 会津 三島 （レターパックライト発送）。

【備考】分類「心学」。市川義方『水理真宝』（全2冊揃）明治30年 博文館刊 明治時代和本 治水・水害対策の築堤建造物などを銅版画挿絵入で紹介。本書は題簽題に示す2編の和讃を合本した心学書。原双桂著 多紀元簡序『温泉考 温泉小言』寛政6年 須原屋伊八梓 江戸時代和本 温泉論 温泉効能論 東洋医学書 医書。中村徳水の序文によれば、ある日、長年困苦して禅学を修めた寂庵が参前舎の門を叩いたため、徳水は『日本書紀』神代巻の「于時、天地之中生一物、状如葦牙、便化為神」という策問を授けたところ、寂庵は寝食を忘れて日夜研究し、老子の「無名天地之始、無欲以欲観其妙」の趣と天地感応妙合の本源を悟った。堅州古峯原山略図。そして、すぐに2編の和讃を著し、これを同志に示したという。鶴寿百人一首。徳水はこの二つの和讃が「石門の学の貴重すべきことを知らば、心を同じて無我の道を守り、和合を旨とする時には、此学（心学）日々月々に繁昌して、古梅岩先生在天の霊も必ず満足し給ふべし」と評している。☆E0219和本江戸天保12年（1841）国学和歌「百人一首新抄」全1冊/石原正明/古書古文書/木版摺り。前半の「陰陽和合和讃」は、「難有（アリガタイ）ぞや陰陽の御徳、陰陽和合で天地も開け、三光あらはれ四時がめぐり、万物生々陰陽の御徳、そこへ神々天下りまし、天地人とて天地にかはり、人の人たる行ひなされ、陰陽和合の御徳をおかげ…」と起筆し、「…なにをするにも陰陽和合、和合はなれりや道はない、爰を能々御会得なされ、三道一致の極伝じや」と結び、「能く思へ月日は眼風は息、山河大地は我が身なりけり」の一首を付す。西国順礼歌諺註。また後半の「地獄極楽同境和讃」は、「難有ぞや御上の御恩、西も東も南も北も、末の野山のはてまでも、四海泰平万民快楽（ケラク）、今は此世が極楽浄土、昔し乱世に生れし人は、つらい事やらかなしい事で、朝な夕なに恐をいだき…」と起筆し、「…元の赤子の心に返り、本心御無事の御連になりて、天地神明月日も星も、光りかゞやく御恩を知りて、教への道を直にゆけ、日々是好日好日日々と、口と行ひ能く和合して、忠と孝とを忘るゝな、思案なしなる本心学は、極楽ぐらしの極伝じや」と結び、「けれどもといふけれどもが本心を、まげるやつじやと知つたけれども」の一首を掲げる。井原雲涯編『日本南画集覧』（全3冊揃）大正8年晩翠軒 池大雅 与謝蕪村 谷文晁 田能村竹田 中林竹洞 渡辺崋山 菅茶山 浦上玉堂 帆足杏雨他。

★改装・題簽欠・状態概ね良好。曲亭馬琴作 月岡芳年木版画入『青砥藤綱模稜案』（全2冊揃）明治17年 松江堂刊 明治時代和本（和装活字本）。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。☆E0269和本明治34年（1901）稲の品種農業「稲種得失辨」全1冊/秋田県南秋田郡豊川村/石川理紀之助/古書/和紙に活版。