買得 作家の原稿料 作家の原稿料刊行会 八木書店 ブックガイド、作家入門

○本書は、出版者・出版社の関係資料、及び作家の自伝・日記・書翰、編集者の回想記などの関連資料の蒐集と検討に基づき、作家の報酬の実態を調査・分析したものである。精霊荒野に咽きて―ビッグ・ウォーズ枝篇 火星年代記2200年 徳間書店 荒巻 義雄。○本書で扱う報酬とは、狭義の原稿料はもとより、印税・画料・脚色料・上演料・講演料・校閲料・賞金・給料・版権・著作権まで広く含めている。女性のための文章教室　可能性を発見する24章/後藤明生。○本書は論考篇と年表篇の二部構成とした。本　文藝 2008年 02月号 [雑誌] 雑誌 2008/2/1　桐野夏生　河出書房新社; 季刊版　第47巻第一号　文芸総合誌。論考篇は、近世、明治、大正、昭和の各時代にわたる原稿料の様相と印税制度の定着、作家の経済的自立などの諸課題を考察した。「推理小説ノート」中島河太郎　現代教養文庫　titi。年表篇は、近世から近現代に至る作家の報酬の史的変遷を記す資料を元に読みやすく記述した。新心理主義文学　現代の藝術と批評叢書21　署名入/伊藤整/厚生閣書店。○年表篇で取り上げた主な作家は、西鶴・馬琴・福沢諭吉・坪内逍遙・岩野泡鳴・永井荷風・谷崎潤一郎・菊池寛・室生犀星・三島由紀夫・山田風太郎。日本制度史論集 [単行本] 時野谷 滋。その他、画家・出版人等々。個人全集・作品名綜覧。○作家の原稿料は、その生活を左右するばかりではなく、作家の社会的位置づけとも関係する。詩の創作と鑑賞/白鳥省吾/金星堂。○社会的動向を知るために不可欠な、著作権法などの法律の施行日・出版契約書なども適宜記載した。弘文荘敬愛書図録。○巻末に、本書の記述項目の根拠となる出典略称一覧・索引を付す。東洋史料集成。

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