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【予約販売品】 玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B 和書

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メーカー ad7618285 発売日 2025-04-22 16:40 定価 25000円
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【予約販売品】 玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B 和書

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_画像1 玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_画像2 玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款 閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_「上楼空望往来船」白氏文集の有名な漢詩 閉じる

「上楼空望往来船」白氏文集の有名な漢詩

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_仙台藩医・木村寿禎の落款 閉じる

仙台藩医・木村寿禎の落款

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_玉鬘邸を訪れる薫の君(国宝・竹河Ⅰ) 閉じる

玉鬘邸を訪れる薫の君(国宝・竹河Ⅰ)

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_玉鬘邸で碁を打つ姫君(国宝・竹河Ⅱ) 閉じる

玉鬘邸で碁を打つ姫君(国宝・竹河Ⅱ)

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_碁を打つ2人の姫君(大君・中の君)拡大 閉じる

碁を打つ2人の姫君(大君・中の君)拡大

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_桜を愛でる2人の姫君(大君・中の君)拡大 閉じる

桜を愛でる2人の姫君(大君・中の君)拡大

玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」19-B_玉鬘家系図 閉じる

玉鬘家系図

京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「竹河(たけかわ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。鶴寿百人一首。

「竹河の巻」は、薫の君、14歳から23歳までの恋物語。☆E0219和本江戸天保12年(1841)国学和歌「百人一首新抄」全1冊/石原正明/古書古文書/木版摺り。薫の君15歳の正月下旬、髭黒大政大臣の正室であった玉鬘(たまかずら)の姫君の邸に薫の君や蔵人少将(夕霧の子息)が集い催馬楽の「竹河」を謡い興じていた。西国順礼歌諺註。その席で玉鬘(たまかずら)の姫君は薫の君が弾く和琴の音色がなき弟の柏木の音色に似ていることに気づく。井原雲涯編『日本南画集覧』(全3冊揃)大正8年晩翠軒 池大雅 与謝蕪村 谷文晁 田能村竹田 中林竹洞 渡辺崋山 菅茶山 浦上玉堂 帆足杏雨他。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。曲亭馬琴作 月岡芳年木版画入『青砥藤綱模稜案』(全2冊揃)明治17年 松江堂刊 明治時代和本(和装活字本)。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。☆E0269和本明治34年(1901)稲の品種農業「稲種得失辨」全1冊/秋田県南秋田郡豊川村/石川理紀之助/古書/和紙に活版。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。『随葉集』(全10巻全3冊揃)江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌。現在の今上天皇と系譜がつながっている。石原憲治著 芹沢銈介装丁『日本農民建築』(全16冊揃)昭和9-18年 聚楽社刊 江戸時代の農家・住宅建築写真集 図版約2400点 日本建築 日本家屋。

 関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。頼山陽著 篠崎小竹序『日本楽府』文政13年 吉田屋治兵衛他刊 江戸時代和本。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。■弘化四年(1847) 東寺【御影堂 牛王宝印(御舟牛王)】■京都 真言宗 教王護国寺 牛玉宝印 護符 御符 木版 弘法大師 空海 真言密教 御朱印■。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。『大正十年四月 靖国神社臨時大祭写真帖』。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。総勘文鈔 日弘上人 明治26年 日蓮宗 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。彩色木版画譜『教育子供のをしえ』明治20年代刊 鳥類画譜 明治時代和本。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。長野義言(長野主膳)著 堀内広城校『歌乃大意』(全2冊揃)弘化3年序 江戸時代和本 国学者の歌論書 和歌論 井伊直弼 近江彦根藩士。(資料の記録は下記に掲示)

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。京鶴述 春亭主人慢述『三芝居役者競楽屋雑談内證噺 一名穴さがし』江戸時代和本(畳物一舗・元袋付)歌舞伎役者番付。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。分類聚鈔吉浦箋 浄土真宗 仏教 検)親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。養蚕新書。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。諸国道中金の草鞋のうち「二十四輩御旧跡巡拝」。また、各巻ごとの書かれた年については不明。太田全斎(福山太田方)『漢呉音図』(全3巻3冊揃)文化12年序刊 江戸時代和本 中国語/漢字音韻書。従って、応永五年とは、書き始めの年である。『守住貫魚画譜』明治時代 芸艸堂刊 彩色木版画譜(全12枚揃)徳島藩の日本画家 帝室技芸員 徳島県郷土史料。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。御祈祷所申渡書。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。大印山 淑舟(温蓮社 白雲抱幽石印)『圓光大呂佛遺訓一枚起請文建暦二年正月源空...』明治 まくり 肉筆/法然 南無阿弥陀佛 古文書 浄土宗。


 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。☆3193明治8年(1875)書道免状巻物「運筆法伝統」1巻/暉山俊淳(小山内暉山)青森の書家/古書古文書/手書き。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。1936年 新代議士写真名鑑 衆議院 帝国議会 アイヌ族 議員 戦前 古文書 検索⇒当時物 歴史資料 貴重 貴族院 生写真 満洲 興安嶺 安東県 新京。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。恐怖の歯型 大下宇陀児 昭和24年発行 古書。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。盛岡藩御絵御用【本堂光亀 (本堂蘭室)】字:金卿 号:蘭堂『漢画人物圖』掛軸〔紙本肉筆真作〕/文人画家 門人:沼宮内蘭渓 泉沢修斎 本堂圭斎。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。伊達千広『随縁集』(全2冊揃)明治27年序 陸奥家蔵版 明治時代和本 陸奥宗光の父の歌集 短歌 和歌。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。写本 各務支考『第八言行論・第九変化論・第十法式論』文化4年 嶋素閑写 江戸時代和本(写本)俳論書「俳諧十論」後半部。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。皆遵撰『正信偈絵抄』(全2冊揃)安永2年 菱屋治兵衛他版 江戸時代和本 浄土真宗 仏教書 仏書 絵入本。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。西国順礼歌諺註図会。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。神道黒住教神理概論俚諺解。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。山崎闇斎・松岡玄達(松岡恕庵)『桜之弁 桜品』江戸時代和本 青山花茂本店旧蔵書(印記「花茂本店北野家図書印」)本草学書 植物学書 花書。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。染織 呉服 振袖 染織 図録 紋様 印染 着物 友禅 型絵染 江紋 板中形 版染 絞り染 紬織 錦織 紋織 図鑑 縮緬 綴れ 通 組紐 刺繍 佐賀錦 和服。


 出品した「源氏物語」は竹河(たけかわ)の内容の要旨
「竹河」(たけかわ)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。和本 「和刻本 諸子大成 全12冊」 長澤規矩也 漢籍 影印。薫の君、14歳から23歳までの恋物語。KK52-004 霊光録S9.3月号 帝国心霊研究会 ※焼け・汚れ・シミ・キズあり。薫の君15歳の正月下旬、髭黒大政大臣の正室であった玉鬘(たまかずら)の姫君の邸に薫の君や蔵人少将(夕霧の子息)が集い催馬楽の「竹河」を謡い興じていた。引札 えびすと鶴。その席で玉鬘(たまかずら)の姫君は薫の君が弾く和琴の音色がなき弟の柏木の音色に似ていることに気づく。送料無料 吉備古瓦図譜 第2輯 玉井伊三郎 限定200部 昭和16年 古瓦 残欠 仏教美術 神社仏閣 検) 奈良 白鳳 天平 飛鳥 和本 古文書 仏像。3月の桜の花盛りの夕暮れ時、玉鬘(たまかずら)の二人の姫君が御簾をあげ、桜の木を賭け碁を打っていた。完品 日夏耿之介『詩集 咒文』限定330部 昭和40年 冬至書房刊。蔵人少将(夕霧の子息)はその姿を見て二人の姫君のうち姉の大君への思いを募らせていく。鶴田吾郎・川端龍子 画文集2冊セット『大和めぐり』『きそ路』大正4-5年 スケッチ倶楽部刊 元版初版本 石版画譜 彩色木版画2枚入。薫の君、蔵人少将と玉鬘(たまかずら)の二人の姫君のきらびやかな恋物語が描かれている


自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)

原本自筆上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)玉鬘には美しい二人の姫君(大君・中の君)がいる。本朝鍛冶考 12冊 鎌田三郎太 藤井利八 寛政 和本 刀。(八の宮の姫君とは別)二人の姫君には冷泉院(前冷泉天皇)、今上天皇、そして蔵人少将(夕霧の子息)というきらびやかな求婚者がいる。c0407 和本 古刀銘書大全 全九巻セット 検 刀 刀剣 古書。しかし、髭黒大政大臣という夫のなきあと、玉鬘は朱雀天皇の皇后で明石中宮の権力に圧倒されていた。諸大家人物画譜。明石中宮という圧倒的な権力者の前に自分の立場が風前の灯であることを悟る。売薬版画浅間ヶ嶽。紫式部が「竹河」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。[W3428] 希少本!「山形の和算」/ 山形県和算研究会発行「山形の和算」編集委員会編 平成8年3月1日 中古本。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。木版ぽち袋「江戸の花 纏の振込ミ」34枚(大正時代頃)江戸火消し纏を描いたポチ袋 江戸の華 消防 彩色木版画。)

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」竹河(たけかわ)の巻》
「竹河」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。1883年 紋様書 明治16年 奈留美か多 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 彫文 小田切春江 浮世絵 絵本龍紋。
《自筆上部の原本自筆上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)漢詩文の落款が押捺されている。九段坂上靖国神社之図。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。田宮仲宣(田宮橘庵)『橘庵漫筆』文政9年 塩屋卯兵衛他刊 江戸時代和本 絵入本 大田南畝・曲亭馬琴と親交をむすんだ戯作者の随筆集。》

「額縁入自筆原本」

(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。完品 水谷川忠麿編『近衛直麿遺稿 文藝篇』限定200部 昭和10年 近衛家刊 総手漉和紙本/元袋付 詩人 ホルン奏者。)

「自筆原本」

自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。古文書 「坂下門事変関係書き上げ」 覚書 長文 坂下門外ノ変 水戸藩 安藤信正 歴史資料 幕末 (レターパックライト発送)。

自筆右下の下の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印《自筆上部の原本自筆上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)という漢詩文の
落款が押捺されている。田中菊雄編『頭書明治五百題俳諧俳諧手提燈 全』明治17年 柏原徳造刊(伊豆大島泉津村)明治時代和本 銅版刷俳諧類題句集 俳句 俳書。漢詩文の落款が押捺されている。定書 御伝馬番所。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。算法指南車 ☆ 新編塵劫記 百家通用 ☆ 1769(明和6)出版 吉田光由 ☆ 和綴じ 和算 算術書 江戸時代 ☆ 送料無料。》

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。古書 古文書(版本)「近世紀聞」 3巻セット 元治甲子年之事件 水戸藩 天狗党 筑波山 武田耕雲斎 (レターパックライト発送)。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。大宰府【宮小路康文】『書』巻物〔紙本肉筆真作〕/明治時代の 書家 天台宗僧侶 僧名:仙賀 書家名:浩潮・古梅 富岡八幡宮の横綱力士碑も揮毫。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。閑日庵里編『三四考』(全2巻2冊揃)天保9年 天満屋武兵衛刊(阿州徳嶋)江戸時代和本 俳諧書 俳書 閑日庵鴎里 徳島県郷土資料 松尾芭蕉。


《「源氏物語」竹河(たけかわ)の巻》


いたうもかく(隠)さす。小室洗心編『天橋百吟』昭和5年 小室万吉刊 京都府宮津市「天の橋立」(天橋立)を詠った句集 俳諧 俳句 俳書。そこはかとなくて、
たゝ世をうらめしけにかすめたり。☆E0230和本江戸期有職故実写本「禁秘御抄聞書」2冊揃い/古書古文書/手書き。
「つれなくて過くる月日をかそ(数)へつゝものうらめしき暮の春かな」
「人は、かうこそのとやかに、さまよくねたけなめれ。柳亭種彦(高畠藍泉)作 尾形月耕木版画『女夫髷操競 名器の茶入名妓の古跡』(全2冊揃)明治18年 共隆社刊 明治時代和本。
わかいと人わら(笑)はれなる心いられを、かたへはめ(目)なれて、
あなつりそめられにたる」なと思ふも、むね(胸)いた(痛)けれは、
ことに物もい(言)はれて、れい(例)かた(語)らふ中将のおもとの
さうし(曹司)のかたにゆ(行)くも、れい(例)の、
かひあらしかしとなけきかちなり。画譜 江戸期 等碩筆 検索⇒ 肉筆仙人 水墨画 支那 拓片 呂洞賓 拓本 唐本漢籍 古筆 唐画 瓦版 木版摺 武鑑 紋様 南画 古墨竹譜 印譜 鄭全福。侍従の君は、
此返事せんとて、うへ(上)に参り給ふをみ(見)るに、
いとはらたゝしう・・・・・《やすからす》


(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。幕臣 槍術家【高橋泥舟】『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 名:政晃 講武所師範役上野寛永寺で徳川慶喜を護衛 山岡鉄舟 勝海舟と共に幕末の三舟。



(2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。医学 和本 『改正増補 医道日用綱目』 明治6年 東洋医学 中医学 漢方 薬草 鍼灸 経絡 証 絵有り (古文書 唐本。


《「源氏物語」竹河(たけかわ)の巻》
《太政大臣の正室・玉鬘の姫君(大君・中の君)への冷泉院(前冷泉天皇)と今上天皇の求愛物語・自筆「源氏物語」「竹河」の原文》<BR>
《玉鬘の姫君の娘(大君)、冷泉院、今上帝から求婚される》

 《正月下旬、薫の君、玉鬘邸を訪問し源少将(夕霧の子息)と宴を催す》

《桜の下、蔵人少将(夕霧の子息)玉鬘の二人の姫君(大君と中の君)の囲碁を隙間見る》

《大君・冷泉院(前冷泉天皇)の許に輿入れ》

《蔵人少将(夕霧の子息)、薫の君から姫君(大君)あての手紙を見る》

 《少将(蔵人少将・夕霧の子息)は、いまさらかいのないことながら繰り言でも
聞いてもらおうと思って、いつものように藤侍従(玉鬘の子息)の部屋に来てみると、
源侍従(薫の君)からの手紙を見ておられるところであった。新板絵入伊勢物語。
隠そうとするので、少将(蔵人少将・夕霧の子息)は、侍従の君(薫の君)から
姫君(大君)への手紙なのだろうと思って奪い取った。歌川芳藤画『諸商人狂歌問答』江戸後期刊 彩色木版画譜 和本 浮世絵師による職業狂歌絵本 袖珍本。
子細ありげに見られるのもと思って、侍従(藤侍従・玉鬘の子息)は、
しいて》・・・・・・隠すこともしない。納札「画題・名物玩具合せ」大正15年 催主・此花会/惣連 彩色木版画44枚 関西地方の郷土玩具を描く。その手紙には格別のこともなく、
ただ姫君(大君)とのことをうらめしく思う気持をほのめかしている。激レア!! 貴重 128年前の彩色木版摺 入手困難 『美術宝庫 第五号』画博堂 明治28年(1895年) 是真 道風 師宣 豊信 北齋 広げて額装も可。
(薫の君)「わたしの気持など素知らぬふうに過ぎてゆく月日を送り迎えしている
うちに、なんとなくうらめしい思いの春の果てになりました」
(蔵人少将・夕霧の子息)「あの人(薫の君)はこうも悠然と体裁よく
奥ゆかしげにふるまっているようだのに、この自分はみっともなく
いらいらしているのだから、それが一つには誰の目にもいつものことと思われて、
それでばかにされるようになってしまったのだ」
と思うにつけても少将(蔵人少将・夕霧の子息)は胸が痛くなるので、
もう何を言う気にもならずに、いつもなじみにしている中将(大君付女房)の
おもとの部屋のほうに行こうとするにつけても、例によって、
(蔵人少将・夕霧の子息)「いまさらどうにもなるまい」
とつい嘆息がもらされるばかりである。出羽久保田藩士【奥山榕斎】明徳館教授『詩書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 本姓:糸井 名:高翼 字:君鳳 通称:九平 / 出羽秋田の士族。
侍従の君(藤侍従・玉鬘の子息)が、
(藤侍従・玉鬘の子息)「これの返事をあげましょう」
と言って、母君(玉鬘)のもとにまいられるのを見ると、
じっさい腹立たしく・・・・・《気持がおさまらず、若気の一途に物事を
思いつめているのであった。桑山俵四郎『日光東照宮旧祭典略図』明治22年 鬼平金四郎刊(栃木県日光)神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」彩色木版画譜 明治時代和本。》

追記・玉鬘の姫君(大君)に対し、冷泉院(前冷泉天皇)と今上天皇の二人から、入内の要請が来ており、玉鬘の姫君が迷っている場面を記しております。東華房編(各務支考)『越の名残 巻下』柏屋勘右衛門刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌。

備考・玉鬘の二人の姫君のうち大君(姉君)は冷泉院(前冷泉天皇)の妻となり、中の君(妹君)は今上天皇の妻となる。士気振興 最新日本陸軍軍歌集 昭和10年 旧日本軍 軍事 ミリタリー  戦前明治大正古書和書古本  NP。今上天皇の正室(皇后)は明石中宮で匂宮の母君。祇園南海『南海先生詩稿 前後二百首』宝暦11年序刊 漢詩集 江戸時代和本 南海先生一夜百首 南海詩稿 一夜百首。桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君(大君・中の君)とは別人。☆2705和本明治摺り国学神道「玉襷」9冊/平田篤胤/古書古文書/木版摺り。八の宮の姫君・中の君はのちに、今上天皇の皇子・匂宮の妻となる。羽州秋田木曽石村『正一位木曽吉山大観現辰命院』掛軸〔紙本版摺〕木曽吉山大明神 出羽秋田郡太平木曽石村 別當辰命院 愛染明王 大日如来..。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。深田香実『喫茶余録二編 下』美濃屋東八他刊 江戸時代和本 中国茶論 茶の湯論 茶道論 茶書。




(2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。1937年 陸軍省 地図 中華民国 満洲帝国 台湾 朝鮮 樺太 支那 共産軍力 中央軍備 汪精衛 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党 生写真 総督府 古建築。


《Bamboo River (竹河)》
Immediately guessing its nature, he took it from the heap
of papers in which the chamberlain sought to hide it.
Not wanting to exaggerate the importance
of a rather conventional complaint about an unkind lady,
the chamberlain smiled and let him read it.
"The days go by, quite heedless of my longing.
Already we come to the end of a bitter spring."
It was a very quiet sort of protest compared to the
lieutenant's overwrought strainings, a fact which the
women were quick to point out. Chagrined, he could think
of little to say, and shortly he withdrew to the room of a woman
named Chujo, who always listened to him with sympathy.
There seemed little for him to do but sigh at the refusal
of the world to let him have his way.


英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



(2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。餘馨・華道家元池坊献納飛行機命名式並記念華会写真帖/非売品/昭和17年/九七式戦闘機・八八式七糎野戦射砲を献納・陸相東條英機感謝状。


《柯根(竹河)》
知藏人少将早已看出是薰君的来信,忙把信去。関野準一郎『飛騨遊記』限定100部 昭和26年 私家版 オリジナル木版画絵本。
藤侍从心念如果决不,他将疑心有何秘密,
因此听其去。(中国・周)尹喜撰 白井眞純校『文始真経』(全3巻揃/元合本1冊)元文5年 須原屋伊八刊 江戸時代和本 中国古典 唐本漢籍和刻本 関尹子。信中并无要事,只是慨世事之不称意,
微露怨恨之而已。黒田清綱旧蔵書 井上文雄『伊勢の家つと』(2冊=初編+二編)文久2年跋刊 江戸時代和本 歌論書 和歌論 伊勢の家づと。内有云:
“无情月蹉,又到春残断。百人一首拾穂抄。”
藏人少将看了信,想道:“原来人如此悠,
恨也是斯文一脉的。用捨箱。我太性急,惹人耻笑。出雲大社之図。
我不起,恐怕一半是看了我气之故。HH-5857 ■送料無料■寛政6年 荒木流縄目録 巻物 伝書 橘子衛 落款 在銘 荒木志摩守 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 古書 古文書 肉筆/くYUら。”
他胸中苦,并不和藤侍从多,
准到一向常与商量的侍女中将房中去和,
但念去也是枉然,因此只管声气。神変大菩薩報恩勤行式 大正5年 経本 御経 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教天台宗 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。
藤侍从:“我要写回信他。大蔵永常著 蹄斎北馬(葛飾北馬)画『田家茶話』(全5冊揃)文政12年 丁子屋平兵衛刊 江戸時代和本 葛飾北斎門人 浮世絵師絵入本 奇説著聞集。”


中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。幕府領(松本藩預地)北小河内村古文書●明暦3年(1657) 箕輪庄 18丁 箕輪地区の歴史 伊那郡北小河内村 現在の長野県箕輪町 231120。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。佐藤米次郎『童謡版画集 こけしの夢 第一輯』限定50部 昭和15年 私家版(朝鮮仁川府)彩色木版画全4枚揃。


「竹河の巻」原本の末尾(原本番号41-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

左の写真が「源氏物語」竹河の巻の末尾(原本番号41-B)の押印。皇太子殿下岡山県行啓誌/岡山県/昭和2年/昭和天皇/縣下各地を御巡啓あらせられて具さに教育産業・自治其の他 各般の情況を観察せしめ給ひた。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。昭和23年 猪熊弦一郎 パルファン No.2 脇田和/三岸節子/角浩/白尾三男/小林三郎/中西利雄/伊勢正義/石川滋彦/横山泰三/小田善一/倉光俊夫。冬姫は内大臣・通誠の養女。有賀長伯『和歌分類』(全7巻7冊揃)享和3年 須原屋平左衛門他刊 江戸時代和本 歌学書 和歌文学。
冬姫は通称。☆E0233和本江戸寛政2年(1790)「小笠原流武家故実礼法写本」1冊/絵入古書古文書/手書き/書院飾/祝言ほか/小笠原躾方絵図。正式な名は伊達貞子。内臓一覽圖 著者兼發行者/山口縣士族/今田束 明治22年3月11日印刷。左端の写真は「竹河の巻」末尾の拡大写真。三字経絵抄。
上の篆書体は、「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)の押印。■図解満州産業大系 全5巻揃 日本図書センター[管理番号102]。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。児島如水・児島徳重『農稼業事』(全5冊揃)文政元年 丹波屋栄蔵刊 江戸時代和本 農業書 農書 稲作方法 綿栽培方法など。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。嵯峨野彦太郎編『新案測量 東京全図』明治33年 奎暉閣刊 明治時代古地図(彩色石版画)和本。)


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。手漉和紙 毎日新聞発行 3000部限定 1021V5G。



(Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。古文書 「田舎土産むらさきぞうし」 水戸天狗党 筑波山挙兵 幕府追討軍 歴史資料 和書 (レターパックライト発送)。筆者は近衛関白政家公。向嶋桜花盛況之景。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。春秋庵白雄(加舎白雄)拙堂増補 大窪詩仏序『俳諧寂栞』(全3冊揃)文化9年須原屋伊八他刊 江戸時代和本 俳諧 俳句 連歌 俳書。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。抜隊法語(塩山仮名法語)。左の写真は、桐壺の巻の奥付。唐松神社の宮司 物部長元『田祖大神』まくり〔紙本肉筆真作〕/出羽物部氏 秋田県大仙市協和 神功皇后の創建,源義家が再建した神社の宮司。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。小幡篤次郎・小幡甚三郎『英文熟語集 全』慶應4年 尚古堂発兌 江戸時代和本 元版(初版本)幕末期の英語参考書。上下2段の花押のうち、上の印は。池上文僊画『達磨百図』大正4年 佐藤駒太郎刊 京都四条派野村文挙に師事した絵師 達磨図 ダルマ 仏教美術 仏画 中国禅宗の開祖。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


「自筆の画像断層(MRI)写真」


(出品した自筆の「断層画像写真」(竹河の巻)MRI 44―19B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。完品 日夏耿之介『詩集 咒文』限定330部のうち特製本 昭和40年 冬至書房刊 著者ブロンズ像写真図版貼込・天金装本。


「源氏物語・国宝」「竹河の巻」主人公の資料

下記写真は、「国宝・竹河・源氏物語絵巻」の中に描かれる玉鬘の姫君(大君・中の君)


「源氏物語絵巻 」竹河(国宝)玉鬘の姫君(大君・中の君)の侍女

右下は、玉鬘の姫君(大君・中の君)と御簾の外からかいま見る夕霧の子息・蔵人少将。『玩具に就いて ランバス女学院保育部三年生』戦前刊 聖和女子学院資料。




「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」


1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。古文書 書簡 石川総茂 金地院宛て 伊勢神戸藩 第3代藩主 常陸下館藩 初代藩主 折り紙 江戸時代 いしかわふさしげ (レターパックライト発送)。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行



大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。天保八春再販 武蔵國長幡王所宮神主 笠原豊前守藤原英證謹撰 『改正大日本國神代系圖附社 』マクリ〔紙本版摺〕/江戸時代 古文書 神道 木版。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。■顕本法華宗要品 並回向文 総本山妙満寺蔵版 大正(1913)2年4月 初版 版木2枚揃い■南無妙法蓮華経 日什大正師 木版 仏教 経典 佛教美術■。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。★0457明治29年(1896)鳥瞰図「近衛歩兵第一旅団兵営之図」1点/全勝堂橋都儀助/銅版摺り。

漢詩文原文上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)という漢詩文の落款が押捺されている。立憲養正會『一年の魂とせよ明治節』掛軸〔絹本工藝印刷〕/日蓮を中心の八紘一宇 国粋主義 国家主義右翼団体 機関誌養正時評。この漢詩は「白楽天」に由来するものです。★0440和本江戸天保14年(1843)兵法写本「甲陽城制曲尺伝」全1冊/古書古文書/手書き。
源氏物語「竹河」原本に記されております。加賀藩士 榊原拙處(榊原拙処)『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/名:守典 字:子常 号:拙処 南画家・書家の文人武士 石川県 漢詩 南宋画得意。紫式部が「竹河」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「竹河の巻」を書いていることがわかります。写本 嗣講開悟院演説三席 嘉永元年 霊 真宗大谷派 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古文書 NR。この原詩の言葉の引用は、「竹河の巻」に用いられていることで広く知られている。日本鍼灸学教科書 経穴 病理古書 古本。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。古文書 略地鎮  仏教 密教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然 不動明王神道 古書和書古本写本 NR。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。六臣註文選(上下冊)廣文書局発行 中華民国五十三年九月初版 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。椎名麟三自筆葉書1通付(真筆保証品)飯島衛『死について』昭和28年 近藤書店刊。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。☆E0275和本明治10年(1877)西南戦争西郷隆盛「鹿児島軍記」巻1~8の8冊/大西庄之助/絵入古書古文書/木版摺り/浮世絵。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。岡山鳥編 長谷川雪旦画『江戸名所花暦』(全4巻3冊揃)天保8年 須原屋茂兵衛他刊 江戸時代和本。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。大和名所図会。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。匹田以正『神風記』(全5巻5冊揃)寛文8年序刊 江戸時代和本 神道書 神職 神祇。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。図録 泉屋博古 検索:青銅器 支那 銅鏡 法書道 碑帖 骨董 拓本 拓片 珂羅版 原色 印譜 石鼓文 金石篆刻 鐘鼎文 青花瓷 影青瓷 宋瓷 武器武具。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。【レア 大特価 格安】『増補 日本書画骨董大辞典』聚芳閣 池田常太郎 大正15年 国宝図版 明治天皇 日本刀 刀剣 宗近 粟田口 など解説。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。撰集抄。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)という漢詩文の落款が押捺されている。岡本月村『月邨画集』(全2冊揃)昭和13年 俳画刊行会(岡山市)刊 増訂再版 俳句雑誌『ホトトギス』挿絵画家の俳画集 俳書。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。古文書 浮浪の従積悪見聞党 常陸水戸 天狗党 郷校 潮来 尊王攘夷。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。伊東本支編『新薬以呂波地引』(全2巻揃)明治9年 明治時代和本 西洋医学書 医書 薬学書 西洋薬一覧 北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。花鳥図式 全 高尚堂画譜。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。阿部正信編『駿国雑志』(10冊セット)明治42-大正5年 吉見書店刊 明治時代和本 静岡県地誌 駿國雜志。


自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。河辺正夫編『日本装飾大鑑』(全5冊揃)大正4年芸艸堂刊 彩色木版画譜 飛鳥時代以降の古美術品図案集 建築装飾 染織品 仏教美術 仏像ほか。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。古文書 博采館 関係 5点 一括 茨城 笠間 歴史資料 郷土資料。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。加藤賢成編『豊後遺事』(全2冊揃)明治18-20年 竹田津多禄刊(大分県)明治時代和本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。和蘭文典 前・後編。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。中井恒次郎(中井芳滝)編画『堺名所案内』明治27年田村與三平刊(大阪府堺市)明治時代和本 彩色石版画3丁入 大阪の浮世絵師・中井芳滝絵入。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。【病因指南】古書 5冊全 和本 現状品。撮影後、展示のために再表装をしております。新鐫改正絵玉古銭鑑。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。香川景樹『百首異見』(全5冊揃)天保6年 河南儀兵衛等他刊 江戸時代和本 藤原定家撰「小倉百人一首」注釈書 契沖/賀茂真淵らへの反論。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。1934年 王羲之 聖教序 書道法帖 非売品 検索:旧拓片 支那 朱印譜 法書法 金石篆刻 印存 呉昌碩 張瑞図 董其昌 黄庭堅 趙子昴 珂羅版 玻璃版。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。甲賀三郎『蜘蛛』昭和16年 熊谷書房刊 ミステリー小説集 推理小説 東郷青児装丁。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。奥州出若宮丸漂流実記。

寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。「 瘍科秘録 」正・続17冊揃い 覆刻版 限定300部 本間玄調:著 小川鼎三・緒方冨雄校閲 日本医学文化保存会 1973年。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。種ふくべ。額縁は新品です。楠木正成『櫻井之書』寛文元年序刊 江戸時代和本。

「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。林米子『新撰裁縫独稽古 附普通女礼式及日用惣菜料理法 全』明治27年 松村孫吉刊 明治時代和本 明治中期の女学生向け裁縫・日本料理教材。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。和本 『一大奇書 書林之庫』 上下2冊揃 明治10年 田島象二/著 玉養堂。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。『溪松名器録 一』明治時代和本 古美術商「谷松屋」茶道具図譜 茶の湯 千利休 古田織部 松平不味公 益田鈍翁。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。南蛮寺興廃記。

2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。古文書 愛染王三十七尊 秘々之印 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然古写経写本西院流印信案密印 NP。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。☆E0270和本江戸寛政5年(1793)政治論写本「国本論」全1冊/松平定信/古書古文書/手書き。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。河玄佑『前戯録』明和7年 佐々貴惣四郎刊 江戸時代和本 漢詩集 狂詩集。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。古文書 書簡 横瀬夜雨 斉藤氏 宛て 長文 珍品 茨城県 下妻市 詩人 歌人 茨城新聞 歴史資料。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。金沢鋓吉編『正義高潔改進党話 全』明治16年 三春堂刊立憲改進党 大隈重信 明治時代政治史料 自由民権運動 政党論。

3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。☆E0242明治16年(1883)梅の花の番付「梅花集」1点/駒込清水弥平太ほか/古書古文書/木版摺り。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。梅室素信(桜井梅室)撰 九起著『梅林茶談』天保12年 蕉門書林橘屋治兵衛刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句 連歌。

4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。★0451明治29年(1896)明治三陸地震津波「三陸東海岸大海嘯被害図」1点/東京朝日新聞附録。母は後水尾天皇皇女女二宮。廓之花。実母は近衛家女房(瑤林院)。中島嵩著 尾形月耕画 依田學海序『逆巻浪夢之夜嵐』(全2冊揃)明治21年 金港堂刊 明治時代和本。幼名は多治丸。諸導法目録 仏教 江戸時代 写本 正元元年 検)仏陀空海古書和書古文書古本浄土宗浄土真宗真言宗天台宗密教護摩江戸期 ND。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。東京芝高輪泉岳禅寺略図。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【売切り屋】超希少 汗血千里之駒 坂本竜馬君之伝 明治20年 彩霞園柳香 雑賀豊太郎 汗血千里駒 坂本龍馬 坂崎鳴々道人 坂崎紫瀾 古書 和本。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。京城勝覧  貝原篤信 天明再木 江戸 木版 和本 古地図 寶永3年序 貝原益軒の絵入り京都名所案内 1780年代 89画 内裏 清水寺。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。多田等観『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/日本の僧侶 仏教学者 ダライ・ラマ第13世に拝謁 貴重なチベット仏教研究文献を請来 秋田県出身 掛け軸。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。岡本綺堂 自筆書簡1通(真筆保証品)三好一光宛 原稿用紙1枚。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。■ 弘化三年(1846) 東寺【御影堂】牛王宝印■江戸期■教王護国寺 牛玉宝印 厄難除け 護符 御符 木版 弘法大師 空海 真言密教 御朱印 京都■。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。一条兼良著 松下見林集釈『公事根源集釈』(全3巻3冊揃)元禄7年 村上勘兵衛刊 江戸時代和本 室町時代の有職故実書注釈書。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。☆E0203和本江戸期青森県弘前あたり「御国神社仏閣」1冊/坂本忠久/古書古文書/手書き。


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